「フィリピンスービックだより」第7回英語＋インターンシップ、親子留学～様々な留学プログラム

コラム「ミニ講座」

2018/08/23　「フィリピンスービックだより」第7回英語＋インターンシップ、親子留学～様々な留学プログラム

bn_nakazawa

こんにちは。BIPコンサルタントの中沢宏行です。

7月はよく雨が降ったスービックです。7月頭、西日本豪雨により、犠牲になられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆さまに謹んでお見舞いを申し上げます。

8月に入ってしばらく比較的晴れが続いていますが、その前はこちらでもよく降りました。我々のいる経済特区は比較的いいのですが、隣町のオロンガポでは、川からあふれた水が腰高くらいまでの水位となったところが結構ありました。スタッフの何人かは水が引いた後の片付け、掃除で数日休んだものもいました。
それでも、そんな状況の中、悲壮感がないところがやはり、フィリピン人です。国民性ですね。メンタルの強さとも、しなやかさ、レジリエンスとも違う、いい意味の「テキトーさ」でしょうか。見習いたいと思う時があります。

すっかり水が引き、普通の生活が戻った7月の終わりには、1年間、スービックに滞在してくれていた、Ms. Kさんが帰国しました。もともとは、自分の経営する金沢の料理屋さんに来てくれる外国のお客様を直接おもてなししたい、ということがきっかけです。「英語＋インターンシップ」のプログラムに8か月の予定で留学してきました。ところが、後半のホテルでのインターンシップが、当初予定していたフードコートオープンの遅れもあり、不完全燃焼。しかしスービックも学校もすごく気に入ってくれ、滞在を延長、4ヶ月、iYESのために時間を使うと決めてくれたのです。それからは、サービス品質向上とマーケティングに尽力いただきました。経営者として先輩であり、アドバイザー的役割を担ってくれました。この貢献にこれから応えていかなければと思う次第です。

「初心者でも英語をあきらめないで！」というメッセージをこちらのインタビューで語ってくれています。もしよければ読んでみてください。https://ph-radio.travel-book.info/i323/

さてそんな7月は、日本の学校関係者、親子留学、子供英会話スクールの二つの視察のお客様をお迎えしましたので、少し紹介したいと思います。

■学生向け「英語＋インターンシップ」視察

iYESでは、1週間英語レッスンを受け、次の１～３週間企業でインターンシップを経験し、コミュニケーションの実践を鍛えつつ、異文化や多様性を体感してもらう、というプログラムを数年続けています。この度、縁あってようやく大学の方の視察を受け、学生さんの留学プログラムの一つとして紹介いただけるチャンスを得たのでした。インターンシップ受け入れ先として、政府機関、製造業等の私企業、大学等にお連れし、信頼できる研修先としてご確認いただきました。

8月、9月は、個人で申し込んでくれた大学生がこのプログラムに参加しに来てくれます。そして、8月の終わりにはもう一つの大学の訪問を受けます。少しずつですが、プログラムの価値が認められてきていると実感でき、嬉しいです。今後の展開に期待です。

■親子留学と子供英会話スクール視察

もともと私のバックグラウンドからしても、iYESのお客様は、大学生～社会人がメインでした。しかし、女性陣のインターンさんが手伝ってくれるようになって、iYESの価値を見直すところとなり、この抜群の安全性を誇るスービックを、親子留学、お子様の留学にもアピールすべきとなり、紹介の紹介といった形で視察に来ていただけました。
レッスンのみでなく、課外アクティビティ―や食事など、一般留学とはまた違った観点がポイントになります。天候がいまいちの中でも、動物やアシカとのふれ合い、安全を確保したうえでの地元の人々のリアルな生活に触れる等、価値ある時間を過ごしていただけたと思います。

親子の期待（そしてそれは私のおすすめでもあり期待）のイベントの一つに、「イルカと泳ごう！」というプログラムがありました。お子様のみならず大人まで人気のアトラクションだったのですが、当日は大雨と高潮で中止、ガ～ン！それではということで、第2の選択として「アシカと泳ごう！」やってみたら、これが受けました。超接近というか、なんというか。日本ではありえないでしょうね、というふれ合い度（笑）。