「フィリピンスービックだより」第8回オンライン英会話レッスンサービス

コラム「ミニ講座」

2018/10/11　「フィリピンスービックだより」第8回オンライン英会話レッスンサービス

bn_nakazawa

こんにちは。BIPコンサルタントの中沢宏行です。

8月、9月、夏休みを利用して大学生が来てくれました。「英語＋インターンシップ」に参加するためです。iYESとしては、いつ来ていただいてもいいのですが、やはり大学生ターゲットのプログラムですので、夏休みのこの期間に割と集中します。

毎年、インターン先に「はやり」があり、面白いと思います。今年は、ここスービックの経済特区を取り仕切る政府機関、そして、ショッピングモールのマーケティング部門、この二つが一番人気でした。

iYESのインターンシップは、「やってみようか！？」と思った人、皆さんに来てほしいと思っています。英語の勉強を始めたばかりの人にも来ていただきたい。もちろんある程度話ができる人と全く同じレベルの仕事ができるわけではないけれど、それでも、英語だらけ、アウェイの環境に身を置き、なんとか自分のできることをやってみる、自分のできる範囲を広げるようと頑張ってみる経験は、必ず良い経験になります。

今回は、珍しいパターンとして、市役所10年勤務後、現在イギリスにて公共政策の修士勉強中、という方がわざわざ（笑）フィリピンまで来てくれて1ヶ月のインターンシップをしてくれました。上述政府機関です。その体験を文章にまとめてくれていますので、もしよければ読んでみてください。
http://iyescorp.com/category/blog/

英語の勉強を教室でするだけでなく、インターンシップを経験いただく。このプログラムのお話はまた別の機会に改めて書けたら、と思っています。

ということで……、今回は第6回で予告していたオンラインのサービスについて。

■学習塾向けオンラインレッスンサービス

たくさんの大手の、いわゆるスカイプレッスンの業者がある中、iYESも細々とではありますが（笑）、やっております。売りはここでも、iYESの「顔の見える学校」コンセプト（第5回ご参照）。大手とは一味違う、アットホームで一人一人に寄り添ったサービスを展開しています。

そんな中、1年半ほど前から、能登の学習塾の生徒さんにレッスンを提供しています。小学校高学年から高校生まで。夕方から夜まで、二人の講師が担当します。内容は様々。レベルにもよります。

いわゆる一般英会話のレッスンの他に……

英検が近づいてくると、英検リスニング対策。日本人にはなかなか難しい、音のリンキングや消音などの、聞き取りのポイントを説明しながら、リスニング能力を鍛えます。

1次試験をパスした人には、2次の面談対策。フィリピン人講師が面接官になり、実践トレーニング。最初はやさしめに、だんだんと本番さながらに。

また、センター試験リスニング対策も実施中です。センター試験、リスニング問題の過去問を生徒さんは事前に実際に解いてみる。そしてレッスンでは、やはり聞き取りのポイントや、その他、引っ掛かりそうなところ、理解が難しそうなところをピックアップして解説したり、聞き取り能力を高めるために音読練習をしたりします。

ここまで来るのに、相手の学習塾さんとまさに試行錯誤の繰り返しでした。今でもまだ続いています。

そもそものきっかけは、学習塾の塾長さんが、2020年の大学入試改革への対策を始めたいと考えたことでした。英語科目は、これまでのリーディンク・リスニングの2技能試験から、スピーキングとライティングを含む4技能試験への変更があり、4技能をバランスよく鍛える仕組みを作りたいと考えたとのことです。

そして、一人一人の生徒の状態に応じてこまめな要望に対応してもらえる「小回りのきく英会話提携校」を求めていました。運よく共通の知り合いがこのお話を紹介してくれ、お話をいただくことができました。

この縁を大事にします。

■セミナー参加

ちょうど一時帰国のタイミングと重なり、先週、この4技能化をテーマとしたセミナーに、スピーカーの一人として参加してきました。私からのメッセージはこんな感じ。