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2013/09/02 第26話「マイブーム:行動心理学をコンサルティングに活かしたい!」

ようやく爽やかな朝を感じられるようになってきましたが、今年の夏はあちこちで自然が猛威を振るいました。東日本大震災からずっと、大地からの警告を受け続けているような気がします。自然界の中で人は上位に進化したものという学術的見地がとてもちっぽけなことに思えてしまう今日このごろです。

しかし何はともあれ、気温が落ち着いて過ごしやすくなったのはほっとしますね。

先日、自宅近所の池上本門寺で毎年行われている野外夏ライブに行ってきました。夜、ライトアップされた五重塔を見ながらスローミュージックを味わうというなんとも洒落たイベントでしたが、バックコーラスは虫の声のサラウンド。もう秋もそこまでやってきているんですね。

 

さて、今日は最近のマイブームについてお話ししたいと思います。

それは、行動心理学と言われるものです。私の出身大学にも心理学関係の研究室があり、そこの友達に何度か被験者にされた思い出もありますが、当時はなんのための学問だかもさっぱり理解できませんでした。

しかし最近、クライアントの現場で業務改革やプロジェクト管理などを進めるにおいて、あらゆる場面でもっと人の心の仕組みをきちんと学びたいと実感するようになってきました。もちろん今でもお客様とのコミュニケーションの中で、感覚的、経験的なもので対応を無意識に行なっているものもあると思いますが、その自分自身の感覚的、経験的行動の裏付けも探ってみたいと思うようになりました。人が「働く」というライフプロセスの中で、どのような心理変化や統計的法則があるのか、経営者が成長する企業を創るためにどのような心のコントロールをしているのか。

経営活動の中で、人の感情が行動を支配しているのであれば、その行動の結集である会社の成果は行動心理を無視できないとなると、コンサルタントしては、行動の先に立つ人の心に訴えるコンサルティングができなければ、真の変革や成長をクライアントに生み出させることはできないということになります。ノウハウや方法論というテクニック的なことを同じように言っても、そういう行動心理への配慮があればメンバーの理解もよく、納得の上で実践につながり、チームとして力が発揮できるはずです。

こんなコンサルティングができたら素敵じゃないですか!私はこういうコンサルティングをやりたい!

経営心理学、、、という分野があるのかどうかわかりませんが、経営×組織×働く人の心理学、このクロスコンサルティングは人が作り上げていく会社活動の中ではきっと必要なものだと思います。

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