INDEX 

2013/01/10 第23話「新年のつぶやき:三匹のこぶた」

新年あけましておめでとうございます。
皆様が幸多き一年になりますようお祈り申し上げます。


相変わらず心の中だけは、キラキラとやりたいことがいっぱいの私ですが、
それを行動に移すというのは難しいものですね。
今年こそは今年こそはと、この時期毎年思っている自分がいます。

「頑張る」という言葉は、あまり好きではなかったけど、
今年は今まで以上に「頑張る」ことに決めました。
一人でやっても大したことはできないし、面白くもない。
だから今年はなにかをやる時は、遠慮なく人を巻き込んでしまおうと決めました。
巻き込まれるのも大歓迎です。


さて、新しい年に入って一回目のコラム、頑張る!と気合を入れたばかりですが、ポカポカ陽気ののんびり正月にふと思ったくだらないことを書こうと思います。
なぜだかわかりませんが、ある日「三匹のこぶた」の童話が頭に浮かびました。(こぶたのように丸々太った愛犬が庭を走り回っていたからかもしれません。)

三匹の兄弟のこぶたちゃん。
一番目のこぶたは藁の家をちゃちゃっちゃっと作り、早々とお手軽マイホーム生活。
二番目のこぶたは木のおうち。とんとんとんとん、藁よりは時間がかかったけれど、それほど時間もかからず優雅なマイホーム生活。
三番目のまじめなこぶたちゃん。一生懸命長い時間かけて作ったレンガの頑丈なおうち。二匹のこぶたがとっくの昔にマイホーム生活を楽しんでいるのを横目に努力して、やっと素敵なおうちが出来上がりました。
ある日オオカミがやってきました。
藁のおうちは一吹きで吹き飛ばされ、一番目のこぶたはあっけなく食べられてしまいました。
木のおうちは、オオカミが体当たりして壊して、二番目のこぶたも食べられてしまいました。
レンガのおうちは、、、、頑丈で壊れず、煙突から入ろうとしたら下でぐらぐらお湯の湧いているお鍋に落ちて逃げ帰りました。

時間がかかっても、こつこつ努力して一生懸命やったことは報われる、、、こういう教えだったと思います。
この童話を初めて聞いたのが何歳のころだったか覚えていませんが、幼心に教訓も理解しつつ、こんな素朴な疑問を持ち続けていたのを思い出しました。
「なぜ木のおうちがダメなの?」
当時住んでいた家が思いきり木造だったからかもしれません。
確かにこれが、石造りの家が多いヨーロッパの昔話で、物語の言わんとすることを考えれば、この疑問はまったくくだらないものです。でも、当たり前でない目でみたら小さな不思議。

こういう真っ白な疑問を持つことが、コンサルタントという私の仕事には必要なのか、、、。
こんなことを思いつつ、雑煮を食べる正月でした。

パートナー広場伊藤

皆さんの貴重なお時間をこんなつぶやきコラムで割いてしまい、文末ではございますがお詫び申し上げます。

執筆者別

トップへ

サービスのご案内

無料相談会

お問い合わせ

コラム「ミニ講座」

BIエッセイ

特集コラム

採用情報

無料メルマガ

無料メルマガ
BIPニュース
配信中!

BIPからのお知らせ、ビジネスに役立つ情報、佐々木昭美のBIエッセイ要約等、月2回配信!

メールアドレス:

東北復興支援

ページ上部へ戻る
Top