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2012/03/01 第10回「仕事力アップ術 シリーズ① (石黒啓司)■問題発生時の基本対応」

 前回で 『 相手の目線で仕事をする 』 シリーズを終了しました。
春を迎えた今月からは 『仕事力アップ術』 をテーマにお送りします。

 第一回目は ①問題発生時の基本対応 を取り上げます。
昨年の大震災で、我々は改めて多くのことを学び、そして再認識しました。
地震破壊・火災・津波破壊・原発と、『想定外』の言葉が独り歩きする事態となり危機管理が重要な課題になっています。

大震災を通じて、様々な企業、学校、自治体、業種など、皆さんの学ばれたこと、分析、マニュアル化など、ケーススタディには枚挙を厭わないこと思います。  
またそれぞれのプロ領域での経験が、今後に活かされることを切に望みます。

今回は、問題発生時の基本的な発想、行動、迅速な対応の心構えを纏めました。

どんな場面でも共通する基本として、お説教の講義ではなく、皆さんが直面した時に、サッとすぐに使えるフォーマットにしたのが今日のポイントです。
何かの時に思い出して、マクロな観点で、活用して頂ければ幸いです。

今回の本質は簡単・明瞭です。
先ずは次のチャートをご覧ください。

コラム

コラム

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 今回は、くどくどと難しいことは言いません。
皆さんの携わる業界、業種、組織、責務により、起きる問題は千差万別なのでこれを見れば、それぞれの立場に置きかえた発想が自然に浮かぶと思います。

救急医療現場で行われている トリアージ(Triage)=患者の治療優先順位決定が一番分かり易い実例かも知れませんね。

現場に慣れているベテランでも、不測の事態が発生した時は、慌ててしまいます。
その時に忘れ勝ちな・・・冷静な判断、優先事項の認識・・・がお分かりになれば今日の講義は終わりです。


①何が起きているのか? マクロ視点で、正確に把握する
②速攻で優先すべきは? 人命、被害防止、避難
③原因は何なのか? 本質の問題点・原因を抽出する
④対策はふたつに分けて 暫定対策 と 恒久対策 があることの認識
 (先ず現状を救い、次に本質解決する)


皆さんも、日頃のお仕事で難題が発生した時に、このフォーマットを思い出してご活用ください。

thumbnail_otsuka石黒 啓司(いしぐろ けいじ)

コンサルタント(商品企画、マーケティング、仕事力改革)

今の日本、政治・経済の停滞の中、特に企業の元気がありません。構造変化への対応、新しい挑戦の欠如が原因と痛感しています。 これらの打開には先ず、戦略力、創造力・統率力などの仕事力が必須。至近な実例を元に仕事力&元気玉の復活を目指して発信します。

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