出資型共創経営
BIPでは、第2・第3の企業成長をより企業と一体となって共創支援するため、また、コーポレートガバナンスを目的に、株主と経営陣の長期的パートナーとして、少額出資、新株予約権、借入金調達支援などを行っています。
出資型共創経営の内容
- 経営陣・株主(オーナー株主、金融機関、投資ファンド、ベンチャーキャピタル)と一体となった経営参画支援
- 取締役、社外取締役としての支援
- 資金調達支援
- コーポレートガバナンス強化
- 経営者や事業リーダーに対するメンタリング・アドバイス
- 人材紹介、人材確保支援
出資・支援の対象
- 新規事業などで変革を目指す未上場企業
- スケールを目指した初期段階のステージにあるベンチャー企業
- 地域で安定的な事業を継続し、更なる成長目指す地域中堅企業
- スタートアップ企業
- 事業再生を目指す企業
支援内容・流れ
企業様の状況を伺ったうえで、支援方法を提案させて頂きます。
- ① 有望な案件に対して、経営者と一体となって事業計画を検討し、支援方法を決定します。
- ② 投資委員会での審議や専門家による調査(デューデリジェンス)の結果を踏まえ、出資金額や出資比率等の条件について候補者と調整します。
- ③ 調整結果を踏まえて、投資委員会にて出資対象を選定・決定し、出資を実行します。
- ④ 出資後は適宜事業計画の進捗を把握し、必要に応じて各種ハンズオン支援を実施いたします。必要に応じて取締役としての参画、人材確保支援、人材紹介、借入金調達支援、経営アドバイスを行います。
実務経験豊富な経営経験者が支援します。
大企業役員・幹部・子会社社長経験者、DBA・MBA出身コンサルタント、公認会計士・税理士等が在籍。企業様の業界、規模、状況に合わせて適任者をご提案させて頂きます。
支援実績例
希少性とICT社会における社会課題解決に向けた可能性を秘めた製品技術を持っていたが、スタート初期3年間連続赤字で債務超過、資金難に陥っていた。BIPは、顧問契約を結び経営アドバイスとデッドファイナンス支援を行い、その後出資を行った。
市場別営業戦略、経営改善を指導し、2期連続黒字で債務超過を解消。政策金融公庫の資本性ローンと銀行融資を実現し、以後継続的に成長している。
関東を中心に安定的で継続成長が望める事業を行ってきたが、経営管理の未整備が原因で売上げ偏重と利益低下に陥っていた。メインバンクである地元信金より支援協力依頼を受け、BIPからは原価低減、プロジェクトマネンジメントによる事業収益改善と、出資を行った。合わせて、社長からの債務の株式化(DES)を行うことで債務超過を解消。資本性ローンと地銀からの追加資金調達を実現した。業績はその後も順次回復し、安定した経営を取り戻した。
公的案件が多く資金回収期間が長い事業をメインで行ってきたが、キャッシュフロー対策が不十分で資金不足に陥り、株主の上場企業より支援協力依頼を受けた。BIPからは取締役として経営参加することを条件にデッドファイナンスを実施。ビジネスモデル変革と経営指導、コーポレートガバナンス支援によって急速に業績が改善し、キャッシュフローも安定した。