佐々木昭美のBIエッセイ 明るく楽しくイノベーション

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2008/12/01 師走。年末年始準備始めましたか?

早いもので本日12月1日は、師走初日。最近は、一気に寒くなりましたね。風邪を引かないように暖かい格好でお互いに頑張りたいと思います。仕事も忙しい師走の中ではありますが、やはり年末年始の準備は気になりますよね。

歳暮・クリスマス・掃除・年越し・年賀状・おせち・旅行等準備も色々あり、結構大変ですが、自前でできることは限られるので、出来るだけ手軽に暖かく楽しく穏やかな時間を過ごしたいと願っています。皆様は、どうしていらっしゃいますか?

(1)20008年の年末模様

2008年は、「100年に一度の金融・経済危機」の年として世界の人々に長く記憶されるでしょう。また、黒人初のオバマ米国大統領誕生も歴史的なことですね。その結果は
来年就任以降に試されると思います。

 1929年以来の経済危機と言われながら、唯一冷静に幸せを感じるのは、経済危機が戦前は世界戦争に発展した「保護主義」「ブロック経済」の危険を排して、「世界経済協調」の努力がG7、G20、APECで確認されたことです。自国ブロックだけの偏狭な利益を力で手に入れようと企てるいかなる国・勢力も、米国が圧倒的軍事力を有して未然に防ぐ力を持っていることは、普段気づきませんが本当に大事なことだと思います。経済は厳しいが、今世界戦争の足音を感じる人はいないと思います。そういう意味では、世界は平静です。

“歴史的”経済状況という言葉が多い昨今です。昨年までは“歴史的”好況期、今年から“歴史的”不況期ということの意味でしょうか。資本主義経済は、好況期と不況期を繰り返すのは自明ですが、“歴史的”な内容や規模がもっと明確に語られなければなりませんが、社会現象を研究する経済学も万能でなく、事後解釈は許されることになります。

 しかし、事業経営の現場にいる我々は、事後解釈は許されず、自己責任で結果を出さなくてはなりません。経営者のこの責任感が、会社の事業・社員の雇用、そして公共財である税金を支えている根源であり、もっと敬意を表し・社会的に評価されるべき方々であると私は多くの方に理解してほしいと思っています。経営者の端くれの利害で言っているのではなく、社会の現実を正確に知ってほしいと思うのです。

日本だけでなく、世界のどの国も、70~80%の経済と雇用は中小企業が支えているのです。経営者は“ゼニ猛者”で強者であり、“従業員”は“弱者”であるという数百年続く偏狭で行き過ぎた“ドクマ”“格差社会論”が、依然として根強い風潮があります。一部の国、一部の企業では事実で改革必要でしょうが、多くの日本人経営者はそうではないと思います。

約百年前に、福沢諭吉が唱えたとされる「自立自尊」の精神を改めて思い出しました。
悲観する前に、今後必要とされる自分になる絶好の好機と考える方もいるのではないでしょうか。天は、誰に恵みをくれるのでしょうか。

(2)年末事始め

お歳暮の季節です。私は、何にしようかと悩んでいた時期がありましたが、10数年前からパターンを決めました。家庭をよく知っている実家、知人には、その家に喜ばれる品物を考えて贈ります。お世話になった方には、実用を重視しつつ、全国の美味しそうなお菓子を毎回変えながら贈ります。会社関係には、職場の皆様が利用し易いようにコーヒーや紅茶を贈ります。贈る側の思いは、どう伝わるのでしょうか。

今年は、近くのデパートにおせちを予約しました。昨年は、職業人初めての9連休でもあり、年末年始をマレーシア・シンガポール家族旅行で過ごしました。今年は自宅での年越しそば・おせちを楽しみに迎えますが、鎌倉など近郊日帰り旅行となりそうです。職業人にとって、お盆時期の夏休みと正月迎える年末年始は、長期旅行のチャンスですが、一番料金が高い時期でもありますね。

就職と学業で子供たちが家から離れて久しく、家族クリスマスはなくなりましたが、娘たちが合流した大晦日のプレゼント交換が我が家の日本的クリスマスでしょうか。今年は何にしようかと毎年すぐに答えが浮かばないが、絶対必要な贈り物探しに年末ギリギリまで悩んでいます。意外な嬉しい贈り物が多く、この楽しみは忘れられません。

 掃除のことは、触れないでおきましょう。書斎と衣類の整理が一番頭の痛い難題です。
以上

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