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 10月10日(金)浜松町貿易センタービルで開催した第2回ビーアイピーセミナーは、満席の参加を頂き、「四画面思考の成功宣言」を全員が演習体験するなど事業開発力・改革実践力の真髄を熱心に学び、盛況の内に終了しました。誠にありがとうございました。
 現場第一線の事業リーダー(課長、部長、本部長)、スタッフ部門(事業開発部長、経営企画部長、マーケテイング本部長、管理本部長)、社長などが参加され、チーム、部門、会社全体の事業開発と改革実践成功への強い関心と熱意が感じられました。

ビーアイピーセミナー近藤教授講演 ←近藤教授  ビーアイピーセミナー佐々木講演 ←会場の様子 ビーアイピーセミナー佐々木講演 ←BIP佐々木

 第1部は、『四画面思考による改革実践の真髄』をテーマに、北陸先端科学技術大学院知識科学研究科 近藤修司教授(元日本能率協会コンサルティング(株)代表取締役)が講演と演習の指導を行いました。

改革実践成功の3原則の詳細な理論的説明がありました。「自分ごとで未来開発」「四画面思考の成功宣言」「革新の輪を広げる」がキーワードです。
 「四画面思考による成功宣言」を全員が15分間で演習し、隣の方に説明しあう楽しい実体験をしました。現場で実際に実践する時の方法・感覚を体と頭で全員が味わいました。個人知からチーム知、チーム知から事業部門知、事業部門知から会社知、会社知から社会知へと広がる真髄は、誰でもすぐできる様式で、まず暗黙知を形式知に見える化をすることでした。もちろん、経営技術のデータベースの有効活用が一層の進化のためには有効です。
 そして、大企業、中堅企業、病院、旅館、自治体など多様な業界、地域、社会に広がる既に1000枚を超える「四画面」の実例の中からトピックスが紹介されました。また、各企業・組織で1期、2期、3期と改革推進人材を地道に育成する継続した取り組みの風景写真に多くの方が頷いていました。広範な浸透力と小さな成功の積み重ねによる改革実践を継続している実例は、何よりの力となりました。 

 第2部は、「ハイブリッド事業開発の成功事例に学ぶ」をテーマに、弊社 代表取締役 佐々木が講演しました。

ICT(情報通信)業界を例に、ビジネスモデル変革と改革実践の成功事例研究を発表しました。SI(システムインテグレーション)事例としてNTTデータ、NI(ネットワークインテグレーション)事例としてネットワンシステムズ、ITFE(ファシリティエンジニアリング)事例としてNSKです。(各企業の敬称を省略します)
 各社の成功はそれぞれの特定解ですが、事例研究をすることによって共通する成功法則を見える化でき、身近な企業の成功事例は自社でもできるという自信にも繋がります。例えば、「ビジネスモデルの変革が、経営数値を決める」「トップマネジメントとミドル一体の改革実践」「第3者の変革エージェントの重要性」などの共通点が見られます。

最後に近藤教授から以下の発言があり、心を打たれました。
「日本は、世界の最前線にいる。欧米のマネの時代は終わった。世界に貢献するものを日本からつくり、発信し、広げていこう。ノーベル賞4名受賞は、基礎力がある証明である。21世紀は、人間力の時代である。一見、異質・異次元の課題をソリューションする改革実践力に溢れた日本に貢献したい。」

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