佐々木昭美のBIエッセイ 明るく楽しくイノベーション

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2009/07/13 BIエッセイ2周年!写真と言葉のハイブリッドへ挑戦した1年

 7月10日は、BIエッセイ2周年の記念日です。

 お陰様で本日74回目のBIエッセイを迎えることができました。皆様に心より感謝申し上げます。BIエッセイを読んで下さる方が、この半年で約2倍に増えました。本当にありがとうございます。

 毎月、編集スタッフと皆様から寄せられたご意見や反響を元に、YWT振り返り(Y=やったこと、W=わかったこと、T=次にやること)をして、改善を積み重ねています。今後共、お気軽にご意見ご感想をお願いします。

 この1年間のBIエッセイの特徴は、昨年10月より毎週月曜定期発信にしたこと、そして写真、絵図など画像と言葉とのハイブリッド(複合)への努力にあります。

 古めいた日本語でいうと画報(フォトグラフ)の一種でしょうか。読者の方々から映像があるともっと良いですねとのご意見が寄せられ、やろうと決断しました。BIエッセイ用にカメラを買い、昨年8月『真夏ギリシャの旅』(詳細はこちら>>)に初めて写真を取り入れました。その後試行錯誤しながら、できる範囲で画像付きのエッセイへの努力を進めています。今回は、画像中心のエッセイ総集編を作成してみました。

 言葉の大切さ、奥深さ、良さがありますよね。同時に写真、絵、図など画像の持つリアリティー、鳥瞰力、良さがあります。両方を生かした多様な表現もあります。

 私自身の思いとしては、形式は多様に、楽しく・伝える・共感する・明日に生きる内容にこだわったコミュニティーとしていきたいと思います。引き続きご愛顧、ご支援をお願い致します。

(1)意外にもビジネス情報『モバイルブロードバンド爆発元年』がトップ

MBBモバイル関連イメージ図 参考書籍   
 1年間でアクセス数トップは、◆2009年6月22号『2009年は、モバイルブロードバンド爆発元年!1999年固定系ブロードバンド爆発から10年』でした。(詳細はこちら>>) 
 
2009年モバイルWimax、2010年3.9世代、2015年第4世代モバイルブロードバンド(MBBと略称)の技術革新をまとめました。スマートフォン発売と人気がMBBの多様なアプリを広げる予感。情報通信業界のビジネスモデルもパラダイムシフトの時代が予測されます。

(2)写真旅行紀『飛騨高山・白川郷・金沢』『「天地人」歴史ロマン』画力発揮で大好評

飛騨高山 白川郷 春日山神社
 旅行紀はやはり写真の威力を発揮しますね。GWは日本人の家族国内旅行にみんな盛り上がる時期で、やはり関心が高く寄せられました。NHK大河ドラマの影響力のすごさも現地で体験。

◆2009年4月20号 『NHK大河ドラマ「天地人」上杉謙信・直江兼続の“歴史ロマントレッキング”を楽しみませんか』(詳細はこちら>>

◆2009年5月7日号 『日本再発見満喫!飛騨高山・白川郷、越中五箇山・高岡、加賀金沢訪ねた旅写真』(詳細はこちら>>

(3)映画と本の二重の楽しみ『旭山動物園物語』『天使と悪魔』は大反響

 (c)2009「旭山動物園物語」製作委員会 参考文献
(c)2009「旭山動物園物語」製作委員会
 
 動物たちを信じ、愛し、夢を叶えた人々の愛と奇跡と感動の物語に私も涙を流した。私も観た、泣いたという読者の声も頂いた。角川映画にBIエッセイへの映像掲載をお願いしたら、嬉しいことに逆に感謝され長期間使用するクレジットを頂きました。やはり映像効果なのか驚くアクセス数でした。様々な場面で話題にあがりました。
◆2009年2月16日号 『映画「旭山動物園物語―ペンギンが空をとぶ」を見ましたか』(詳細はこちら>>

天使と悪魔 参考文献
 息詰まる展開に心臓と頭脳が震動する。イルミナティ、反物質。宗教と科学を帯びた謎めいた言葉が現実に存在する驚愕。映画はスリリングで面白い。本もタイムリミットサスペンス手法が絶妙である。こちらもアクセス数が一気に増えました。
◆2009年6月1日号 『映画「天使と悪魔」を観ましたか?本と映画、二重の楽しみはいかがですか』(詳細はこちら>>

(4)本と作家展の二重の楽しみ『源氏物語千世紀』『手塚治虫展』

源氏物語参考書籍 手塚治虫展にて 手塚治虫展参考書籍
 『源氏物語』が、私の周りから自然に寄り添ってきた。2008年は源氏物語の千世紀に当たる年でした。歴代の男性作家が紡ぎ、明治以降女性作家が現代訳や漫画で世界的国民文学になった源氏物語に初めて濃厚に触れた。
◆2008年11月17日号 『触れ染めし「源氏物語千世紀」』(詳細はこちら>>
 
 読者からの要望があった。日本と世界に、夢のあるストーリーマンガ世界、アニメーション映像を創造した漫画家は、やはり手塚だと思う。細密な虫観に裏打ちされた描画と、あの爽やかでドキドキ・ワクワクする広々とした世界を治めるストーリーは、どうして泉の如く湧き出るのだろうか。その秘密を探しに行った。
◆2009年6月15日号『手塚治虫展はあと6日。肉声・原作・作品に触れ、広がる世界と感動!』(詳細はこちら>>

(5)趣味の美術館巡り『ルーヴル美術館展』『大琳派展』

大琳派展 ルーヴル美術展参考書籍
 この10年程前から内外の美術館めぐりは、私の人生の一部になりつつあります。広義の「琳派」と称される現代作家の絵に惹かれ、数年前に購入し自宅に飾っている。琳派という名は、光琳の名前に由来し、琳という文字は美しい玉という意味をもっているという。
◆2008年11月4日号 『日本の“王朝文化”に触れた大琳派展』(詳細はこちら>>

 私は、記念事業が拓く偉大さ・非凡さを信じ、大切にしている。年間800万人が訪れるルーヴル美術館。本展覧会カタログ表紙は、星野知子さんの楽しい美術紀行『フェルメールとオランダの旅』の冒頭に紹介されたフェルメール『レースを編む女』。
◆2009年4月13日号 『「LOUVREルーヴル美術館展―17世紀ヨーロッパ絵画―』を楽しむ』(詳細はこちら>>

(6)『ETC1、000円』『エコカー税制』から時流変化を予測する

エコカーパンフレット
 3月に身近な政策が国民の行動を変えるキッカケの可能性をこう語りました。「ガソリン代も100円/L前後にあり、車での国内遠隔旅行が爆発する予感がする。特に若いファミリーには朗報である。EUが自由通行を開始した時と似た現象になるのだろうか。経済政策のメニューは、いろいろ検討すればまだまだあると実感するキッカケになるかもしれない。」「天地人」の舞台は、関西以北広範なエリアの旅行ブームを加速している。
◆2009年3月16日号 『NHK大河ドラマ「天地人」の舞台は広く、ETC車1,000円で国内旅行絶好の舞台?』(詳細はこちら>>

 同3月には車販売店を実際に廻って、変化を強く感じ、以下の通りコメントしていました。「HV(ハイブリッド)車は、環境に特化した先端の車の役割から、すべての家庭で買える・乗れる大衆量産車へ大飛躍する時代の予感がする。車の世界的ニーズは、次世代エコモデルに変わった。低炭素化社会、石油の供給戦略や値上げに揺さぶられない、空気がよりきれいで安定したクルマ社会を願う。日本メーカーは、ビジネスモデルも変えた。日本自動車関連製造業のリーダーシップに期待したい。」その後の展開は皆様ご存知の通りである。
◆2009年3月23日号 『4月エコカー税制とハイブリッドエコノミー車戦略で、皆さんは車買い替えをどうしますか?』(詳細はこちら>>
 

(7)良書ガイド『言葉力を求めて』『絵図力・図解力の効用』

 言葉力参考文献 絵図力「イチゴジャムの法則」イメージ図
 言葉は命、言葉は面白いと意識する場面が多い昨今。仕事柄、また読書趣味もあるのだろうが、言葉と親しみ、格闘する。小椋桂『言葉ある風景』・齋藤孝『1分で大切なことを伝える技術』・松岡正剛『多読術』は、言葉の重要性と付き合い方を改めて教えてくれた。気軽に読める小冊子である。
◆2009年5月11日号 『言葉力を求めてー小椋桂『言葉ある風景』・齋藤孝『1分で大切なことを伝える技術』・松岡正剛『多読術』に出会う』(詳細はこちら>>

 「絵図力」「図解力」についての効用は、今や否定する方はいない。“私の図歴書”のタイトルで私自身の絵図との出会いを書いてみました。皆様も自分の“図歴書”を思い出してみませんか。
◆2009年5月18日号 『絵図力・図解力の効用を学んだ“私の図歴書”』(詳細はこちら>>
以上

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