佐々木昭美のBIエッセイ 明るく楽しくイノベーション

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2012/09/24 事業で成功した特別講師陣招請『BIP第5期事業リーダー実践塾』募集開始

 9月20日より『BIP第5期事業リーダー実践塾』募集を開始しました。2012年11月14日の第1回講義から2013年1月まで全5回セットの夜学コース。通常の業務をしながら、画期的な講義や交流ができる毎年大好評の企画です。

 早期申込割引優待と1社複数参加割引優待がありますので、早めにお申し込み願います。
 募集案内、申し込み等詳細はこちらです。

第5回の募集にあたって、塾長を務める者としての強い思いをお伝えしたいと考えました。

(1)製造・商社・流通・金融・情報通信・コンサルティングなど多彩な業界出身の特別講師陣

 「事業は生きもの」です。マクロ経済はもとよりミクロ経済(企業経営)は「結果を出すこと」が必須です。そのためには、「実践経営学」が大事。事業は、実践が先で、理論は後です。もちろん、理論はそれまでの先行事例を研究した経験科学として重要です。
『BIP第5回事業リーダー実践塾』は過去の実績に加え、塾生の要望と未来の変化に対応して、一層充実した企画とそれに合致した特別講師陣を招請しました。
事業は領域一番が成功のポイント。多くの講師は、企業トップとして領域一番の事業成功経験を持ち、更に「企業家的事業リーダー」のあるべき知識や経験を研究・教育・実践している方々です。

◆独立系未来企業ビットアイルで大活躍する40代トップ 天野信之氏(現(株)ビットアイル代表取締役副社長兼COO)
天野 信之氏
『若きトップの熱い事業リーダー論! イノベーション実践編 ビットアイル』

 40代トップとして、事業リーダーのあるべき姿を熱く語って頂きます。塾生の皆さんとの交流会にも参加します。倉庫業からインターネットデータセンターへ、更にクラウドセンターへの変革によるアプリケーションサービスへと、ビジネスモデル創造をし続ける未来企業ビットアイルの成功事例と重要局面での意志決定を語って頂きます。

◆現在の事業と中長期の事業を同時に進化させる「四画面思考の成功宣言」 近藤修司氏(元北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科教授、元日本能率協会コンサルテイング(株)代表取締役社長)
近藤 修司氏
『永続する企業進化のフレームワーク! 実績広がる「四画面思考」による改革実践力!』

 猶予できない時代の変化を先取りして、持続的進化をし続けるフレームワークがあります。日本有数のコンサルタント会社社長の実践経験と、世界初の知識科学科教授のMOT(技術経営)理論研究で深められた「四画面思考の成功宣言」。塾生が当初誰でも簡単にできると思うシンプルなフレームワークだが、やって見るとその一表が改革実践力の共通思考言語になる深さに驚く。私は、「四画面思考の成功宣言」は日本発の「公共財」だと思っています。

◆成功するグローバルリーダー人材を考える 加藤春一氏(元東京エクゼクティブ・サーチ代表取締役社長、元日商岩井、前兵庫県立大学大学院客員教授)、中薗眞理子(東京エクゼクティブ・サーチ執行役員、元HSBC幹部)
加藤 春一氏 中薗 眞理子氏
『グローバルリーダー養成塾~成功するリーダーシップ』

 生々しい成功するリーダーシップを数多く知る加藤春一氏。その一語一語に塾生が聞き入る。総合商社で30年間海外ビジネスをし、その後日系トップエグゼクティブサーチ社長として多くの成功するトップリーダーをアレンジした加藤春一氏の講義とQ&Aは毎回人気です。今回は海外企業で女性幹部として大活躍された中薗眞理子氏に加わって頂きました。民族・人種・宗教・男女など多様なグローバル化する企業でのリーダーのあり方への貴重な体験とノウハウを一緒に学びたいと思います。

◆攻めと守りがある成功する事業計画を究める。難題に挑む実践家であり研究者 岸田伸幸氏(元安田企業投資(株)投資部マネジャー、早稲田大学ビジネススクールMBA(MOT専攻))
岸田 伸幸氏
『成功のための事業計画とMOT(技術経営)ノウハウ』

 320社審査し、投資先VB30社中、7社がIPO体験を持つ。事業計画と経営者特徴の両面から、事業計画の真偽を見抜くと言う。日本、世界のMOT(技術経営)の思考方法を活用して、大事な事業計画へのシナリオをどう創るかを一緒に学びます。

◆事業リーダーの要であるビジネスモデル創造の実践者・研究者 佐々木昭美(ビジネスインテグレーションパートナー(株)代表取締役社長、元ネットワンシステムズ(株)取締役)
佐々木 昭美
『企業業績を抜本的に変えるビジネスモデル創造の事例と理論』

 塾長の私も講義します。今は、ビジネスモデル競争、舞台、ルールの競争の時代だとも言えます。ビジネスモデルが、企業のプロフィットドライバー即ち利益の推進力です。日本、海外のビジネスモデル変革の事例数社を紹介。豊富な疑似体験による学習は生きた経営の基本です。内外の最新理論研究の成果と真髄を同時に学びます。

(2)30~40代中堅リーダー(部長・課長・係長)とトップの両輪が推進力である日本企業

 今、日本企業、日本人は猶予のできない企業変革、経済復興の時期に直面しています。トップはもちろんですが、最前線に立つ中堅リーダーには企業家的事業リーダーシップが強く求められているのではないでしょうか。

 結論的に言えば、「30~40代中堅リーダーは「今日の飯(現在事業)」と「明日の飯(中長期事業)」を同時に突破する事業リーダーたれ!ということです。もちろん、中堅リーダーだけに求めている訳ではなく、日本企業においてはトップとミドル両方の熱いコラボという意味で述べています。詳細は、第1回から第5回まで専門講師陣の講義や議論を交えて学んでいきたいと思います。

図:遠藤功『課長力 逆境を突破する6つの力』より
参考資料

 恐らく同じ問題意識で、「ミドルこそ日本の「次の50年」のエンジン」と語るのが早稲田大学ビジネススクール教授、ローランド・ベルガー会長の遠藤功氏です。2010年9月に出版された著書『課長力』は、経営と現場の本質を非常にわかりやすく分析、提案されています。

 遠藤教授の現場力シリーズはベストセラーであり、その意味を探り紹介したエッセイを書きました。(2009/07/06 経営品質・現場品質統合経営の時代②:遠藤功氏“現場力三部作”30万部ベストセラーの伝えるもの 詳細はこちら>>

 遠藤教授は、私の言う「事業リーダー」を「課長」に象徴して展開しています。私は、中堅企業・大企業を含めると「部長・課長・係長」と言った方々やベンチャー企業の「社長・役員」が対象と理解して読んでもらった方が良いと思います。

 変革のプロセスを遠藤教授は、こう述べています。

「組織変革は一気には起こりえない。じわじわと変革のマグマが蓄積され、ある臨界点を超えた時に、大きなうねりとなって、企業は変質する。「突破」する課長の育成も同様である。半数の課長はめざすべきゴールだといっても、一気に半数になることはありえない。ひとつの分岐点は「20%」である。2割の課長、すなわち5人にひとりの課長が自ら「突破」を試みるようになれば、それが「流れ」となっていき、やがて5割程度の課長に波及していく。しかし、最初から「20%」のハードルは高い。「5%」程度のコアとなる課長たちを意識的に育成していくことが、当面の目標となる。」(参考文献4:204~205ページ)

 長年、事業最前線で変革を推進してきた者の一人として、同感の思いです。『BIP第5期事業リーダー実践塾』が、その支援に役立つことを願っています。

社長・役員・幹部の皆様。企業研修として、是非適任者の塾受講にお力を発揮願います。
30~40代の皆様。自己啓発として最適ですので、是非自らご参加下さい。

塾生は、終了後も懇親会やゴルフなど公私共に交流を続けています。大変嬉しいことです。改めて、『BIP第5期事業リーダー実践塾』への参加をお願いする次第です。

以上

(参考文献)
1.遠藤功『課長力 逆境を突破する6つの力』(朝日新聞出版 2010年9月)

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thumbnail_sasaki佐々木 昭美(ささき あきよし)

取締役会長 総合研究所所長

経営コンサルタント(経営改善、事業開発、ビジネスモデル、 人事戦略、IPO、M&A、社外取締役)

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