「フィリピンスービックだより」第19回プログラム紹介（４）社会人ビジネストレーニング留学

コラム「ミニ講座」

2020/11/11　「フィリピンスービックだより」第19回プログラム紹介（４）社会人ビジネストレーニング留学

bn_nakazawa

こんにちは。BIPコンサルタントの中沢です。

2020年ももう11月。本当にあっという間ですね。最近は、「オンラインプロジェクト研修」「オンライン学生交流」「オンライン英語＋フィリピン現地インターンシップ」等々の新しいプログラムの話をパートナーとしています。パートナーといっても、学生ゼミグループだったり、留学エージェントさんだったり、同窓生だったり……。いろいろ繋がっていただけていることに感謝ですね。

いずれも実現が楽しみなものばかり。今の英語、日本語のオンラインレッスンを継続しつつ、しっかり準備していきます。

■社会人の「英語＋ビジネストレーニング」の事例

さて、iYESのユニークかつカスタマイズされたプログラムを、1回1プログラムでまとめているシリーズ。今回はその4回目。企業派遣型の社会人ビジネストレーニング「GBT：グローバルビジネストレーニング」をご紹介いたします（第14回のコラムで簡単にご紹介したものです）。

お客様プロフィール：外資系コーヒーマシーン販売会社様マネージャー

■お問い合わせ〜留学まで

日本法人トップが私の知り合いであり、メッセンジャーでまずは相談をいただきました。「能力はあるが英語が苦手なためにそれ以上に昇進させられないシニアマネージャーがいる。できれば短期で海外に送って、英語漬けの毎日を過ごすことで少しでも克服できないか」ということでした。

英語レッスンだけのプログラムとその費用も提示しつつ、企業様向けにiYESが推している「GBT：グローバルビジネストレーニング」も紹介しました。オンラインでの会話、そしてお客様のところで出向いての打ち合わせを経て、GBTの採用を決めていただきました。

＜日程イメージ＞　２０１９年

8/16　初回問い合わせFBメッセンジャーにて
8/21　初回提案、英語レッスンの費用感
9/4　オンラインにて会話し、GBTプログラムのアドバンテージ等も説明
9/8　提案書提出
9/17　留学決定連絡
9/25　お客様オフィスにて打ち合わせ、本人面談
9/26　お申し込み手続き（※手続き関係は第16回コラム参照。法人様の場合多少フォームやステップに違いがあります。）
12/15　成田→クラーク空港→スービック着

外資系と聞くと最初から英語をうまく操れて留学の必要などないのでは？と思われるかもしれませんが、ビジネスで使うとなるとまた一段上のレベルが求められます。それらの言い回しを、クラスルームレッスンとともに実践セールスミーティングや、学生相手のミニ講義等により、鍛えていくのがGBTです。

■スービックでのプログラム

お仕事がお忙しいので出来るだけ会社の休みも使いたいということで、12/15から4週間、年末年始を挟んでの留学となりました。年末年始は学校側もどうしても休みが多いのですが、普段はお休みをいただく土曜日もレッスンをすることでトレーニング時間を確保しました。

クラスルームでのマンツーマン英語レッスンの他に、下記のようなモジュールをこなしていただきました。

・ビジネスロールプレイ
・ストリートレッスン
・プレゼンテーション
・経営者インタビュー
・大学ミニ講義
・実践セールスミーティング

この中から、特に特徴のある最後の二つについて少し説明します。

１）大学ミニ講義

近郊大学の、Hotel & Restaurant Management学科の講師陣、生徒を相手にコーヒーに関するミニ講義を実施してもらいました。プレゼンテーションはその前に何度か学校内でトレーニングしていましたが、20人程度と当初の予定より人数が多く集まってしまい、かなりプレッシャーがかかったと思います。そんな中、Q&Aのハンドリングが課題として残りましたが、自分をコントロールし、自信を持って講義していただけました。

２）実践セールスミーティング

近郊大型ショッピングモールのトップマネジメントと、テナントの一つのカフェのオーナーを相手に、模擬セールスを実施いただきました。アイスブレーキングから双方向の自然なコミュニケーションが取れており、またビジネスをされている方ならではの質疑応答ができ、良い訓練となりました。

お客様のプロフィールに合わせてプレゼン先やセールストーク先を選定し、カスタマイズして提供できるのも、ひとえに周りの大学だったり会社さんだったり、私達のやりたいことを理解してくれ、協力してくれる方々のおかげです。このネットワークがiYESの資産になっているのです。

GBTのもう一つの特徴としては、派遣元のマネジメントや人事のご担当あてに週一度のレポートを提出することです。毎週1度は私自身と面談の時間をとって様子を伺い、フィードバックをいただきます。そして、講師からのフィードバックを含め、私自身がまとめて報告しています。

企業派遣ということで宿泊はビジネスパーソン御用達のホテル。外食中心ながらキッチンも付いていますので、自炊することも可能。たまには他の学生や生徒らと連れ立って何度かアルコールも楽しんでられました。

4週間のトレーニングにより、カジュアル会話のみならずビジネス会話も含め、ふさわしい単語やフレーズを使ってハンドリングできるようになりました。

自分の改善点も見え、より英語スキル獲得欲求が高まり、会話レッスンを継続すると語っていただきました。

プログラム終了後もFacebookでつながっていますが、近い将来、「カントリーマネージャーになりました！」というようなニュースが聞けたらハッピーと思います。

■留学は来年

先日、久しぶりに留学エージェント様と情報交換させていただきました。いわゆるフィリピン留学事業は来年４，５月ころからの再開を期待されているとのこと。そして研修もオンラインで済むことはオンラインで継続するのだが、海外に行くことの効果を期待してそのタイミングを待っている企業様もまだ結構いると伺い、少し嬉しくなりました。

今回のコロナ禍で、働き方や生活の在り方などなど、いろいろなことを考え直す機会になった方も多いかと思います。私もそうであり、自分の存在価値の一つは、ここスービックに存在することそのものであることを再確認しました。そこを生かし、もっとできることを探し、トライしていきたいと思う今日この頃です。

ではまた次回！

スービックについて

https://primer.ph/travel/category/area/central-luzon/subic/

iYESについて
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